【太る食事のスピード】太るためには食べるスピードが関係する!?
あなたは「早食いは太る」って聞いたことはありませんか?
太っている人や、大食いの人って食べるのが早いイメージがありませんか?
また、食べるのが遅いとお腹いっぱいになる感じがありますよね!
今回は太るために食事のスピードは重要なのかを説明したいと思います!!
・早食いは太りやすい
・痩せ型の早食いは太りにくい
・太りたい人はよく噛むことが大事
早食いは太りやすい
一般的に早食いは太りやすいとされています。
なぜかというと、「満腹中枢」と「血糖値」が関係しております!
糖質の高い食事やGI値の高い食事を最初にとってしまうと血液中のブドウ糖が増え始め、血糖値が上昇します。
すると、すい臓から血糖値の上昇を抑え込むインスリンが分泌されるのですが、インスリンには脂肪を合成し蓄える働きもあります!
それによりインスリンの働きが活発になると脂肪が付きやすく太りやすい体質となるため、早いなどをすると血糖値が急激に上がりインスリンの分泌量が増えます。
例えば、食事のペースが早い人と遅い人が1回の食事で同じ量の糖質を摂取する場合、短い時間で摂取する人の方が一気に血糖値は上がりやすいのです!
さらに、血糖値が上昇すると、その情報が脳にある満腹中枢へ伝えられます。
その情報から満腹中枢は「エネルギーを十分摂取したからもう食べなくていい」と体に命令を送り、我々は満腹感を覚えます。
血糖値は食後20分が経過するあたりで上昇し始めるので、満腹中枢が命令を送る前に早食いでたくさん食べれば、必要以上にカロリーを摂取したことになり、太りやすくなるわけです!!
・脂肪を蓄えるインスリンが多く分泌されやすい
・満腹感を感じる前にたくさん食べる
これが早食いが太りやすいと言われている理由です!!
痩せ型の早食いは太りにくい
では、痩せ型から太りたい人の食事法として、早食いはオススメなのでしょうか?
結論から言いますと、早食いで太る方法はオススメできません。
その主な理由としては下記の通りとなります。
【そもそも食事量が少ない】
早食いすることで満腹を感じる前にたくさん食べれると説明しましたが、そもそも痩せ型の人は食事量が少ないためあまり効果的ではありません。
1日のそう摂取カロリーが1日の消費カロリーを超えることができなければ、どんなに早食いをしても太ることはできません。
これは裏を返すと、食べる量が多ければ、食べるスピードが遅くても太りやすくなるといえます。
【胃腸が弱い】
早食いをするということは、あまり噛まずにすぐ飲み込んでしまうということですね。
これは食べ物の消化を妨げる一つの原因であり、生まれつき胃腸の働きが弱い痩せ型の人にとっては、胃腸に大きな負担をかけてしまいます。
口の中で食べ物を咀嚼すると唾液がどんどん分泌されますが、唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれています。
消化酵素とは
消化酵素は消化液(唾液、胃液、膵液、腸液など)に含まれており、体名で食べ物に含まれる栄養素を吸収しやすい形に分解する働きがあります。
体内にはいくつか消化酵素がありますが、それぞれ働きも異なり、炭水化物分解酵素、タンパク質分解酵素、
脂肪分解酵素に分けられます。この消化酵素によって、分解できた栄養素が小腸で吸収されることで、全身に栄養が行き渡ります。
唾液に含まれるアミラーゼはでんぷん(炭水化物)を等に分解し、次の消化をスムーズに行いやすくしてくれます。
胃腸が弱い痩せ型の人が、この過程を無視して、あまり噛まずにどんどん飲み込むと、いや腸にかかる消化の負担が大きくなります。
しかも、痩せ型の人は比較的体内の消化酵素量が少ないため、食べ物を十分に分解することができなくなってしまいます。
すると、省庁で吸収できなかったもの、つまり消化不食になったものが腸に残り腸内環境を悪化させてしまい、
下痢や便秘の原因にもなります。
また、胃腸に消化の負担をかけすぎる結果、胃腸が疲弊し、食べ物を受け付けにくくなることも考えられるため痩せすぎから太りたい人は、早食いよりもしっかり噛んで唾液を分泌させることが大切で太りやすい正しい方法だといえます!
太りたい人はよく噛むことが大切
よく噛むことが大切とはいえ、一口に5分以上も噛み続けることなんてはNG です。
噛むことで脳が活性化され、神経ヒスタミンという神経伝達物質が増えます。
こと神経ヒスタミンは、満腹中枢を刺激するので、噛めば噛むほど満腹感を感じやすくなります。
つまり、咀嚼は少な過ぎず、多過ぎずを意識することで、消化をスムーズにし、満腹感も適度に抑えてくれます。
現代人の一口の咀嚼回数は10回〜20回と言われていますが、大体1口30回が咀嚼の目安です。
食べ物によっては、硬い、やわらかいがあるので、臨機応変に噛む回数を変えてみるのも良いです!
【最後に】
今回は太る方法として早食いは効果的なのかの紹介をしました。
・早食いは「血糖値を急激に上昇させ脂肪を蓄えるインスリンの分泌量が増える」また「満腹感を感じる前にたくさん食べること」を意識する
・痩せ型の人は食事量が少ない、さらに胃腸が弱いので消化に負担となり、オススメできない
・食事中は一口30回を目安に咀嚼する
そもそも血糖値を上昇させることは、糖尿病のリスクもあるため、早食いはオススメの食事法とはいえませんので
しっかり噛んで、食事量を増やしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でも宜しくお願いします!