【プロテイン】太るためにはプロテイン選びから!!
今回は、【プロテインの種類によって太りやすいのがある】についてご説明させていただきます。
タンパク質には「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」の2種類あります。
動物性タンパク質ばかり摂っていませんか?
タンパク質の種類も考えてとらなければ効率が悪いので
効率良く太る方法をご紹介します!
大豆は畑のお肉
大豆は、植物性の食品の中でも、タンパク質を多く含む食材です。
別名、“畑の肉”と呼ばれています。
大豆1粒には、非常に多くの栄養が含まれています。
タンパク質、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅etc…
※更に大豆には、コレステロールが全く含まれていません。
私たちトレーニーが愛してやまない栄養と言えば「タンパク質」です。
実は大豆は、完全タンパク質で20種類すべてのアミノ酸が含まれています。
国産大豆(乾燥)は、100gあたり33.8gもタンパク質を含まれているのです。
そして、大豆のアミノ酸スコアは100で最高値です。
(吸収率も95%以上と非常に高いので体内で完全利用できます。)
しかし吸収速度は、ホエイタンパク質と比べると遅いです。
なぜ大豆は筋肥大には向いていないと言われているのか?
大豆が筋肥大に適していないと言われている理由は、「植物エストロゲン」が含まれているからです。
大豆の場合は「イソフラボン」がそれに当たります。
イソフラボンは体内で「エストロゲン受容体」と結合するので「エストロゲン」の効果を高めます。
【大前提】
- エストロゲンは悪いホルモンではない
- 女性らしい体を作る「ビューティホルモン」とも呼ばれる
ではなぜ、トレーニーは「エストロゲン」を嫌うのか。
【エストロゲンのデメリット】
- テストステロン(男性ホルモン)を下げる
- 水分をため込むので”むくみ”の原因
- 脂肪をため込む
- 筋肉が付きにくくなる
【豆知識】
- 女性は「エストロゲン」が豊富だから、男性より筋肉が付きづらい
- 筋肥大には「テストステロン(男性ホルモン)」が重要
大豆(イソフラボン)を摂取する事で、エストロゲンの効果を高めるなら、筋肥大には不向きでしょ、と言うことで避けられています。
本当なのでしょうか…?
研究事例のご紹介
結論、最新の研究結果ではホエイプロテインとソイプロテインの両方を摂取した方が効果的だと示唆されています。
【事例❶タンパク質の吸収性を比較する動物試験】
◇必須アミノ酸のBCAAの血中濃度を比較
- ホエイ単体:血中濃度のピークが高かったが、すぐに急降下した
- ホエイ&ソイ:血中濃度のピークから下降が緩やかで持続した。
※吸収性の持続は「ホエイ&ソイ」が良かった。
※筋タンパク質の合成率も「ホエイ&ソイ」の方が高かった。
【事例❷「総テストステロン値」を比較するヒト試験】
◇男性20名に対して4つのプロテインを摂取させ「総テストステロン値」の上昇具合を比較
- ソイ・アイソレート → テストステロンが下降した
- ソイ・コンセントレート → テストステロンが上昇した
- ソイ・アイソレート&ホエイ → テストステロンの上昇が最も高かった
- ホエイプロテイン単体 → テストステロンが下降した
※ソイとホエイのブレンドが最もテストステロン値が高まった。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の記事でも宜しくお願いします!